建築資材の運送で気を付けたいことといえば?
建築資材の運送は、ただ荷物を運ぶだけではありません。
鉄骨や木材、セメント袋など、形も重さもさまざま。
積み方や固定方法ひとつで、安全性が大きく変わります。
当社では平ボディ車を中心に使用しています。
荷台がフラットで積み込みやすく、フォークリフトやクレーンでの積み下ろしもスムーズです。
ただし、平ボディ車は荷台の側面に囲いがないため、荷物の固定は特に重要です。
走行中の揺れやブレーキで荷が動かないよう、ロープやラッシングベルトでしっかり固定しましょう。
資材は現場でそのまま使われるため、破損や汚れもNG。
雨の日はシート掛けを丁寧に行い、埃や泥がつかないよう注意します。
「現場に時間通り届ける」ことも重要。
建築現場は工程ごとに作業が進むため、資材が遅れると工事全体に影響します。
だからこそ、余裕を持った出発やルート選びが大切です。
また、現場によっては道幅が狭かったり、急な坂道があったりします。
平ボディ車は取り回しが良いですが、無理な進入は事故や車両損傷の原因になりかねません。
現場の担当者と連絡を取り合い、安全な場所で積み下ろしすることが大切です。
当社では新人ドライバーにも、先輩が同行してこうしたノウハウを教えます。
荷扱いのコツや現場対応のマナーまで学べるので、未経験でも安心です。